板橋区眼科検診について

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早期発見、早期治療で見える人生を!

視覚障害の約75%を占める5大疾病「緑内障」「糖尿病網膜症」「変性近視」「加齢黄斑変性」「白内障」

皆さんは目の病気と聞くと何を思い浮かべますか?結膜炎やものもらいでしょうか?
目の病気はすぐに治るものから視力低下を来すものまで様々あると思いますが、日本における視覚障害で最も多いのは、緑内障、糖尿病網膜症、変性近視、加齢黄斑変性、白内障と続きます。この5つの病気が視覚障害全体の約75%を占めています。

自覚症状が出にくい目の病気

緑内障や糖尿病網膜症、白内障は初期には自覚症状がほとんどなく、徐々に進行する病気です。ほとんどが中高年に発症し、高齢になるにつれて視覚障害に至ることが多いのが特徴です。特に緑内障は目の成人病とも言われており、40歳以上の20人に1人はいるということがわかっております。緑内障は10年以上かけて徐々に視野が欠けてくるため、末期まで自覚症状がでにくい病気です。

検診で眼疾患を早期発見、早期治療!

板橋区眼科検診では眼科医院にて視力、眼圧、眼底検査をすることで、緑内障や糖尿病網膜症など5大疾患を早期発見できるため、治療開始時期を早期に行えることが可能となります。このことにより成人失明率を大幅に減少させることが可能になります。

視覚障害の対策は健康寿命の延伸に

視覚障害の対策は健康寿命の延伸に

板橋区眼科検診案内PDF(8.32MB)

皆さんご存知のように、医療水準、健康意識の向上により、我が国の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳と、男女ともに80歳を超えております。しかしながら、平均寿命と健康寿命との間には大きな開きがあるということがわかっております。

健康寿命とは、医療や介護に大きく依存せず、自立した日常生活ができる期間でありますが、健康寿命は平均寿命より男性で9年、女性では13年も短いと言われております。つまり、これからは介護保険費用が増加するということが喫緊の課題となっているのです。実際に介護が必要となった原因には、認知症、高齢による衰弱、脳卒中、骨折・転倒、関節疾患、心臓病、糖尿病、視覚障害などがあります。

人間の情報の約8割は目から入ってくる情報と言われております。目が見えないことにより認知症は悪化しますし、視力低下により外に出たり、歩いたりする活動が億劫になります。視力が悪いためにちょっとした段差に気付かず転倒してしまうことは簡単に想像できると思います。また糖尿病患者の15%は糖尿病網膜症を発症しています。つまり視覚障害と介護原因には強い関連があり、視覚障害の対策は健康寿命の延伸に大きく寄与するものだと考えられます。

見えることは当たり前ですが、見えないことの不自由さは見えなくなってから初めてわかります。50 歳、55 歳を対象とした眼科検診は、緑内障など5大疾患の早期発見を可能とし、成人失明者を大幅に減少させることができます。板橋区眼科検診事業は、区民の目を守り、健康寿命を延伸させることで、皆様の明るい未来と見える人生を送っていただける一助になると考えます。是非、お手元に受診票が届いた方は区内指定の眼科医院へ受診いただくようお願いいたします。

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